学生時代の俺の魂を震わせたCD(くるり編)

いかにくるりを好きになったか。
時系列順に述べていきます。

もともとくるりのイメージは、随分前に音楽番組で耳にした「ばらの花」のナヨナヨしたイメージ(今はばらの花大好きです)しか無かった。

ワルツを踊れ Tanz Walzer

ワルツを踊れ Tanz Walzer

で、TSUTAYAでポップに惹かれてなんとなく借りたのがこれ
ブレーメンのイントロで完全にやられたんですよね
そしてジュビリー。
今思えば、最初にこのアルバムに出会えたのは幸運だった。


THE WORLD IS MINE

THE WORLD IS MINE

初めて聴いたときは掴みどころがなく難解だという印象しか無かった。
しかしこのアルバムを流しながら夜の街を歩いてみるとそれはもう最高なのであった。
「WORLD'S END SUPERNOVA」も素晴らしいし、感情のない空間に突如として現れる「男の子と女の子」がもう堪らない。


アンテナ

アンテナ

で、アンテナ。
これも初めは大して面白みを感じなかったが、次第に4人のアンサンブルが非常に心地よく響くようになってきた。
「グッドモーニング」は永遠の俺の就活ソングだし、「Race」からの「ロックンロール」は本当に何度聴いても胸が踊る。
なお現在最も聴く頻度の高いのはこのアルバムだ。


魂のゆくえ

魂のゆくえ

これを聴いたのは割と発売直後だったと思う。
このアルバムについては、未だにあまり良いと思えない。うまく説明できないがイマイチつぼに入らないのである
ただボーナストラックの「三日月」は大好きだ。


僕の住んでいた街(初回限定盤)

僕の住んでいた街(初回限定盤)

これ入手した当初は毎日のように聴いていたが(特にDisc1)今はさっぱり聴かなくなってしまった。
コンセプトアルバムでないと「なんでくるりが好きなんだっけ?」ってな感じになってしまう。


NIKKI(初回限定盤DVD付)

NIKKI(初回限定盤DVD付)

UKロックなアルバム。
物足りなさは感じるものの、なんだかんだで全部良い曲だ。
おそらくくるりのアルバムのなかで最もくるりらしくない、というか岸田さんらしくない1枚だろう。


Philharmonic or die

Philharmonic or die

一方くるりが最もオシャレだったときのライブを収めたこのアルバム。
Disc 1は弦楽オケとやったときのものだが、個人的にはオケの自由さと個性あふれるコーラスがなんだか肌に合わない。
Disc 2はTHE GROOVERS藤井さんのギターが好きだ。
ちなみにあらきゆうこさんのタイトなドラムはあんまり好きじゃない。


TEAM ROCK

TEAM ROCK

何回か聴いて、「あーもう聴かないかも」と思った。
でもふと久々に聴いてみると「ばらの花」がクソ良いんですよね
ちょっと天気が悪くて、窓ガラスに水滴が付いているあの感じ
ワンダーフォーゲルは、Youtubeとかで見たライブ版が1000倍良い。


図鑑

図鑑

ようやく図鑑。おせーよ。
評価が高いアルバムなのは知っていたが曲名だけ見てもあんまり面白そうじゃないし聴いていなかった。
で「マーチ」で完全に度肝を抜かれました。
しばらく狂ったように聴いていたがだんだん苦しくなってきた。これは10代〜20代初期のためのアルバムだろう。
このアルバムによってくるりの聴き方が変わってきたように思う


さよならストレンジャー

さよならストレンジャー

1st。これも図鑑と同様に若者のモヤモヤを爆発させたアルバムだった。
もっと若いころに出会っておきたかったと強く思う。
特に「オールドタイマー」なんかは高校生くらいのときに聴いていたらドハマリしていただろうな。


あんまり評判よくなかったので敬遠していた。
岸田趣味が濃厚すぎて今のところ最も好きじゃないアルバムだ。
「温泉」、「シャツを洗えば」、「麦茶」は好き。


これは発売と同時に購入。
これはくるりの1つの到達点だろう。
曲1つ1つを見ても素晴らしいし構成も美しいのだが、
やりたいことが岸田さんの声に合わなくなってきてるんじゃないかと感じる。


ファンデリア

ファンデリア

今更だがレンタル。他の曲が悪いというわけではないが「坂道」のためのアルバムだ。
「Yes mom, I'm so lonely」は完全にゆらゆら帝国である。


これからもついていきます。